医療現場での活用事例について

特に医療現場において、近年メディカルアロマが注目を集めています。

その一つに挙げられるのが、産婦人科での活用です。

マタニティーブルーといわれるように、妊娠期の女性は精神的に不安定になりやすくなっています。

また、体がむくむなど肉体的にコンディションを崩すことも珍しくありません。

そこでそうした妊娠期の女性の心身をケアする方法として、メディカルアロマが注目を集めているのです。

実際、産婦人科の中にもメディカルアロマを導入するところが増えており、アロマトリートメントやマッサージが人気となっています。

プレママだけでなくプレパパになる方も含め、夫婦を対象にメディカルアロマを活用するケア方法を指導しているクリニックも少なくありません。

レディースクリニックなどの女性を対象とした医療現場でも、メディカルアロマはさまざまな形で活用されています。

特に月経不順や更年期障害を抱える女性に対し、メディカルアロマが高いリラクゼーション効果をもたらすと期待されているのです。

心の不調を訴える人が通う心療内科も、メディカルアロマの導入が活発な分野と言えます。

近年ではアロマトリートメントルームを設け、治療や緩和の補完としてメディカルアロマを積極的に活用しているケースも多いです。

痛みの緩和を目的に皮膚科や内科、歯科、整骨院などでも導入するところが増えています。

それだけ、医療現場におけるメディカルアロマに大きな可能性を認めているということでしょう。